スペインからのお便り
このページは、スペイン在住の
Michi.Yamamotoからの
情報をお届けします。



それでは、今回はトリノの写真を送ります。(天気が3日間とも悪かったので、いい写真がありませんが)トリノはイタリアの北部でフランスよりの所です。
マルセイユからトリノへは電車の場合、海岸側のニース経由と山側経由の2パターンがあります。本来なら海岸沿いのほうが良い感じだとは思ったのですが、乗り継ぎや時間などを見ていると夜行になるので、山経由で行ってみました。マルセイユからまず、バレンセまでTGV(新幹線みたいなの)で約1時間強バレンセから今度はローカル線へ乗り換えてチャンベリーへ約1時間40分(ローカル線ですが、かなり田舎のアルプスの中を走るので一駅がとてつもなく長かったです。が、両サイドに雪化粧のアルプス山脈(たぶん・・)、そして、乗客にスキー板を持った人も時々いたりして、結構地元では有名なスキー場もいっぱいありそうでした。)電車の中から窓越しに撮ったアルプスです。
そして、1時間待って、チャンベリーからトリノへTGVで、今回の旅行で改めて認識したことが、外国の電車は時間どうりに来ないといいますが、ほんとにそうでした。今回は行きは偶然にも乗り過ごすことは無かったですが、構内の時刻表など見ているとTGVなどでも余裕で15分から30分ほどの遅れをとっている列車が結構あり、驚きました。実際、最後のチャンベリー〜トリノ間は予定より15分遅れで出発し、1時間遅れでトリノにつきました。(日本の感覚で乗り継ぎ時間を15分くらいで設定していたので帰りは、乗り継ぎが上手く行かなかったですが、まあ2台あとの電車に乗ることが出来ました。何のための時刻表なのか不思議です。)
トリノは日本のガイドブックも持っておらず、全く始めての都市でした。(後で知ったのですが、2006年の冬季オリンピックの開催場所なんですね。)町の中心は京都の碁盤の目のように道が走っていて、歩きやすかったです。結構大きな街に感じました。建物の雰囲気はいわゆる外国と同じ感じですが、(バレンシアともかわらなかったですが、全体的に綺麗な雰囲気でした。)イタリアだ!!と感じたのは、やはりパスタやピザ、そして、ジェラートの店が至ることろに見られたのと、スペインで言えばバールの代わりにおしゃれなカフェテリアがたくさんありました。(スペインよりもあか抜けている!!)真中の写真はどこの都市に行っても必ずある王宮です。その奥には王宮庭園が広がっています。(次の写真)たぶん桜だと思うのですが、満開でした。
もう少し天気がよければよかったのですが。
2002年4月14日


