スペインからのお便り
このページは、スペイン在住の
Michi.Yamamotoからの
情報をお届けします。
バレンシア近郊は、スペインきっての米どころです。
アルブフエラ湖やシュケル川あたりでは、一面の水田風景とバラッカと呼ばれるわらぶき屋根の家が見られます。 米の収穫量もスペイン一です。米を使った料理も沢山あり、スペイン料理の代表格のパエリアもバレンシアが本場です。
パエリアはもともとイスラム教徒が米といっしょにカタツムリ、ウナギ、豆を入れて作ったのが最初だそうです。イスラムの教えに従い、豚肉は使わず肉と魚をいっしょね料理することもタブーだったようです。
今日、日本でお馴染みのバレンシア風パエリアはエビやイカ、ムール貝が入っていますが、本来の材料とは、少し違うようです。
最近では、スーパーでパエリアの素が売れているので、家庭でも簡単に作る事が出来ます。だだし、味は、本場のものと違うかもしれません。残念ながら送っていただいた上の写真では、味までわかりませんから・・・
これがバレンシア発祥のお米料理のパエリアです。
サフランで黄色に色づけされてます。
具は鶏肉と、ウサギの肉と、食用のカタツムリ、白インゲンマメ、サヤインゲンです。
これは5人用の鍋です。
ここのは最高に美味しいです。
2002年2月21日