スペインからのお便り
このページは、スペイン在住の
Michi.Yamamotoからの
情報をお届けします。
彼女たちが来たのは、もう5月のはじめのことなのでセビリアでフラメンコを観賞したのか、コルドバだったかは定かではないですが、まあ重要なことではないのでお許し下さい。
さて、フラメンコはだいたいタブラオといってフラメンコを専門に見せてくれるBARで、見ることが出来ます。フラメンコの由来はいろいろとあるようですが、ジプシーの音楽がアンダルシア地方に伝わる民族音楽・舞踏などと結びついて誕生したようです。
踊りと歌とギターの3つの要素から成り立っているものだそうです。もともとギターは歌い手を休ませるために発達したのですが、それ自体が芸術の1つになって、今ではもう古いですがパコ・デルシアやパコ・ペーニャなど世界的に有名なギタリストが誕生したそうです。
だいたいショーは夜の10時ぐらいから2・3時間。ワンドリンク付の所やレストランを兼ねた所などあり、要予約です。ガイドブックによれば、店自慢のトップスターやソロ・ダンサーが登場するのはだいたい夜中の1時過ぎだとか10時ごろに始まるのは前座に過ぎないと。(見たことのない私たちにとっては前座で充分。それに夜中まで起きてる自信もなく・・・)
でも情熱的な踊りにこころを揺さぶる歌声に哀愁を放つギターの響きに魅せられた日本人も多いのではと思います。
本当に一度は本場で見てみたい。(ちなみにバレンシアでも見られるそうですがやっぱり、お決まりのショーって感じで失望するのではと思っています。)外人って踊るのが好きなのか百貨店であれ、電車の中などであれ、テンポのいい音楽が鳴っていると勝手に体が動くのか、なんとなくリズムにあわして身体を動かしている人が多いのにはビックリです。(若者でも年寄りでも。また日本人と違ってなんかさまになっているので許せます。)
2002年5月26日