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スペインからのお便り

このページは、スペイン在住の
Michi.Yamamotoからの
情報をお届けします。
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Spain Valencia 

 こんにちは、大山はすでに13cmほど雪が積もったとか、今年の冬は早そうですね。バレンシアは昨日あたりから少し冷え込んできた感じです。北のガリシアやピレネー山脈のあたりも雪マークになっていました。そして、日本もそうだと思いますが、こちらも11月に入り、クリスマスものが出始めました。

 さて、9月に来てくれたお友達と週末を利用して、バレンシアから少し北西にあるTeruer(テルエル)を通ってGuadarajara(グアダラハラ)というところにある村に行って来ました。テルエルは世界遺産に指定されたムデハル様式の建造物が立ち並ぶ所です。
 左の写真はサン・マルティン教会の塔でその建造物の1つです。逆光なのでちょっとその綺麗さがわかりませんがイスラム様式でレンガ、漆喰、装飾タイルなどを用いて、幾何学模様や寄木細工のように複雑な装飾が施されています。小さな町ですが、小じんまりとしていて雰囲気がいいところでした。ここは生ハムも産地なので、寄ったついでに翌日の朝食用に買っていきました。
 ホテルに着いたときには真っ暗で周りがよくわからなかったのですが翌日は晴れ上がり、とてもよい眺めでした。
 次の写真がホテルの外見です。といっても、ホテルというよりコテージのように家族で泊まれるようになっており、台所に居間、寝室23部屋バス、トイレがついていて、15000円〜1万円くらいで借りられて便利です。
 結構家族連れで宿泊しているひとが多かったです。部屋には暖炉もあって不思議だったのですが、バレンシアより内陸で,かつ北の山の中なので暖炉を使わなければ、寒くて寒くて・・・到着と同時に暖炉をつけてもらいました。薪を使って暖炉するのも初めてで楽しかったです。ほんとあったまりますね。
 下の写真は私達の泊まったホテルからみた村
(Villa de Mesa ヴィジャ デ メサ)の眺めです。ほんとに小さな村でした。コテージの離れにはレストランも併設されていて、採れたてのきのこや狩で獲れたうずらの料理を楽しむことが出来ました。(日本ではうずらは卵しか知らなかったのですが美味しかったです。)スペインでは特に冬になると自分で狩にいって、兎や鳥などを収穫して楽しむ人が多いようです。確かに都会を離れると自然がいっぱいなので、それもうなずけます。

             2002年11月2日